蒼月(シアン)

独り見た この世の終り
絶望も 空虚さえも
ぼんやりと 受け止めながら
君の夢 敷き摘めている

傷付いた この左手が
君の声 探す夜には
戻れない あの横顔を
悔やんでは 赤く濡れてく

葬れない 悲しみの影
指先を 崩す様に
月を焼く 刃を握り
内側を 支配して往く
もう誰も 信じられない
薄灯りの 部屋の中で
独りきり 蹲る
後悔は 蒼月(つき)が見ていた・・・ah




あの日来た 幸せの終り
泣く君を 月が照らした
唇が 紡ぐ別れは
細い指に 刃を繋ぐ

金と銀の冷えた楔
左手に 食い込む様に
罪の歌を奏でながら
悔やんでは 赤く濡れてく

消せない 苦悩の音
意味を無くす 二人の誓い
指先を 灰にしながら
ゆっくりと 飲み込まれてく
もう誰も 信じられない
薄灯りの 部屋の中で
独りきり 蹲る
後悔は 蒼月(つき)が見ていた・・・ah



悔やんでは 赤く濡れてく

葬れない 悲しみの影
指先を 崩す様に
月を焼く 刃を握り
内側を 支配していく
もう誰も 信じられない
薄明かりの 部屋で
独りきり 蹲る
後悔は 蒼月(つき)が見ていた・・・

蒼月(シアン)ah・・・

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