準備中











気高い薫りに包まれた、麗しの楽園『Verbant Rose』に長年伝わるお伽話。
。。。何百年かに一度の蒼銀の夜に、咲き誇る伝説の薔薇。
『銀月の薔薇』
その花弁に口付けをしたら、どんな願いも叶えられるだろう。。。
その伝説を信じ、守るべきモノの為に
四人は旅をする−

フィリオ(魔法使い)
彼が己を保つには、愛情が必要だった。
と言うのは幼い頃から、孤児院に預けられていたからだ。
もっぱら彼に愛を注いでいたのは、年若い修道女。
いつしか彼は、その修道女に惹かれていった。
だが彼が自分の気持ちを打ち明けようとしたある朝、その修道女は帰らぬ人となってしまった。
修道女は重い奇病に犯されていたのだ。
彼は修道女を生き返らせようと、ありとあらゆる手段を使った。
宗教に始まり、黒魔術・錬金術…。
その全てが無駄になっても、彼は研究を続けた。
そしてある満月の夜に、『銀月の薔薇』の存在を知ったのだった。。。


好物:ブリオッシュ
嫌物:昆虫
趣味:木漏れ日の中での読書
愛用:杖・魔道書





ロゼット・エリューシオン・バーベント(王子)
彼には何物にも屈しない、頑丈な肉体が必要だった。
気高き血族の末裔、つまりは王族だからだ。
父君である国王、母親である女王は、彼が12の春にある理由で亡くなってしまった。
残されたのは、同じ年の妹と指導者を無くした国家。
彼は必死に国を統治した。
同じ年齢の子供達が、運動や勉学や恋愛に打ち込んでいるにも関わらず…。
王座に付いてから、何年もの歳月を重ねたある日。
彼はある奇病に、体を蝕まれていった。
寝たきりになってしまった彼の横で、同じ年の妹は泣きながら一言だけこう告げた。
「『銀月の薔薇』を探しに行って下さい…。」


好物:ストロベリーミルフィーユ
嫌物:暗室
趣味:社交ダンス(ワルツ)
愛用:レイピア




アーサー(剣士)
彼は騎士団の良き隊長だった。
しかしある国の前線での事。
彼は大事な部下を殺してしまった。
敵兵を追い詰め、気が緩んでしまったのだろう。
彼の一瞬の隙を見て、敵兵が彼に刃を向けた。
ほんの一瞬の出来事だった。
一人の部下が彼を庇い、刺し殺されたのだ。
彼は前線を去り、一人孤独の旅路を歩んでいった。
ある森で野盗に襲われているフィリオと、衰弱し倒れているロゼットを助けた。
そして二人の口から『銀月の薔薇』の伝説を聞かされたのだった。


好物:ラザニア
嫌物:陰湿手口
趣味:狩猟
愛用:大剣

アリエス(化学者)
彼は、幼い頃から知識があった。
物心が付き勉学を始めた頃から、常に「神童」と呼ばれ続けていた。
魔術・錬金術・化学…。
更に馬術・剣術・礼儀作法と、ありとあらゆる教養を全てこなした。
背丈が庭の垣根をとうに越し、法的権利を得たその日に彼は家を出た。
王国お抱えの騎士団から、入隊要請が届いたからだ。
彼は騎士団内でも、一目置かれる存在だった。
万病に効く薬の開発チームに所属し、研究に没頭していたある日の事だ。
王女から直々に、ある指令が届く。
「『銀月の薔薇』を、探しに行きなさい。」
 
好物:フォンダンショコラ
嫌物:結果の出ない事
趣味:研究
愛用:ハルバード




シャルル(兎)
言葉を喋る賢い兎

真面目でおっちょこちょい

好物は白桃
嫌いな物はニンジン
特技は道案内(嗅覚が鋭いから)
雑学王
狩猟用の罠にかかっていた所を
アーサーに助けられて
並々ならぬ恩を感じている

Copyright (c) 2008-2009, Verbant Rose All Rights Reserved.
inserted by FC2 system